WEKO3
アイテム
生態系調和型生産調整としての野鳥観察田の環境便益
https://doi.org/10.24514/0002000002
https://doi.org/10.24514/00020000020a1bd701-ec2e-4fe4-a4fe-2fd576f9bf34
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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TRNIREJ_no201p13-22.pdf (483 KB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper_03(1) | |||||||||||
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公開日 | 2023-08-29 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 生態系調和型生産調整としての野鳥観察田の環境便益 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Valuing Environmental Benefit of Bird-Watching Paddy Field as Adjustment Policy of Rice Production Considering a Harmony with Ecological System | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
ID登録 | ||||||||||||
ID登録 | 10.24514/0002000002 | |||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
アクセス権 | ||||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||
著者 |
合崎, 英男
× 合崎, 英男
× 守山, 弘 |
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | Recently, It becomes important that a harmony with ecological system in agricnltural policy. But adjustment policy of rice production dosen't regard it as important, becanse there are some doubt whether people recogniu the value. The aim of this paper is to evaluate enviro皿entalvalue of adjustment policy of rice production considering harmony with ecological system. We focus our attention on a bird-watching paddy field as one of the way of adjustment of rice production considering harmony with ecological system. It will produce mnltifunctionarity of agricnlture that contains habitat conservation, recreation, and education. We analyze individual choice tasks of site that consist of bird-watching and landscape formation paddy field using choice-based conjoint analysis and data gathered form 200 people in U shiku-city, Ibaraki. It is found from the re snit that the recreational value of bird-watching paddy field is the same as 0.863 times the value of landscape formation paddy field | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | "農業政策においても,「環境」あるいは「生態系」との調和は1つの柱として位置付けられるようになってきた。持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(平成11年施行)により持続的な農業生産方式を定めてその促進を図る一方,土地改良法の改正(平成14年施行)により環境との調和を図ることが農業農村整備の実施に際しての原則とされている。 しかし,生産調整対策においては,そのような視点は未だマイナーな位醤づけである。確かに,現行の生産調整対策にも「景観形成等水田」が定められている。これには,地域住民などが水田に作付けられたひまわりやコスモスなどの景観作物を楽しむことを目的とした「景観形成水田」,都市住民が農業生産活動に親しみつつその理解を深める場を提供する「レクリエーション農園」,学童や市民団体が利用する「学童農園等」,さらに水田のもつ多面的機能を維持する管理方法として「その他の多面的機能水田」が含まれる。 このように水田の持つ多面的機能の発揮を目的とした生産調整の様態にはいくつかの種類が存在するが,生態系との調和という点を重視した取り組みは極めて乏しい。制度的には,その他の多面的機能水田の1つの様態として設定することができるが,「平成13年度水田農業経営確立対策実績調査表(農林水産省生産局農産振輿課)」によれば,平成13年度にその他の多面的機能水田に取り組んだ実績があるのは2県のみである。1つは,渡り鳥の中継地点としての水田の役割に渚目する一方,飛来した野鳥を地域住民が観察(バードウォッチング)できるように管理する野鳥観察田(神奈川県)である。もう1つは,野鳥のエサ場としての水田の機能を評価するためにビオトープとして管理する一方,自然環境とのふれあいの機会を提供するコウノトリピオトープ転作田(兵庫県)である。いずれも野鳥の生息環境を保全することを目的としている。野烏は水田域では高次捕食者であることから,野鳥の生息環境を保全することは当該地域の生態系を保全することにつながる(守山1997a,1997b)。言い換えれば,野鳥の生息状況を1つの指標(管理目標)とした生産調整方法は,生態系との調和に配慮した生産調整の重要な1つの様態と位置づけられる。 しかし,生態系調和型生産調整水田への取り組みは未だ乏しい。この背景には,そのような水田の管理の難しさがある一方,野烏が飛来することが環境便益として地域住民に評価されうるものなのか,評価されるためにはどのような工夫が必要であるか,といった疑問や問題があるためと考える。 そこで本稿では,生態系との調和に配慮した生産調整の1つの様態として野鳥観察田に注目し,その環境便益を評価することを目的とする。以下,IIでは,現行制度における景観形成等水田の問題点を整理した上で,その他の多面的機能水田としての野烏観察田について説明する。田では,レクリエーション機能に限定して野鳥観察田の環境便益の評価方法を示す。町ま,茨城県牛久市を対象としたケーススタディであり,調査の概要を述べた後,生産調整に対する回答者の意見を整理した上で,事例地域における野烏観察田の環境便益を評価する。Vは,以上のまとめと今後の課題である。" |
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言語 | ja | |||||||||||
書誌情報 |
ja : 農業工学研究所技報 en : Technical report of the National Research Institute of Agricultural Engineering 巻 201, p. 13-22, 発行日 2003-03-28 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 独立行政法人農業工学研究所 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
出版者 | ||||||||||||
出版者 | NATIONAL INSTITUTE FOR RURAL ENGINEERING INDEPENDENT ADMINISTRATIVE INSTITUTION | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 0915-3314 |