WEKO3
アイテム
インド・タミルナドゥ州におけるマメ科植物遺伝資源多様性の保全2009年
https://doi.org/10.24514/00004683
https://doi.org/10.24514/000046835bd2b592-d3e8-4a42-984a-6c91bc187a0e
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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AREIPGR25_p83-109 (1.1 MB)
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Item type | 紀要論文01 / Departmental Bulletin Original Article(1) | |||||||||||||||
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公開日 | 2020-12-04 | |||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||
タイトル | インド・タミルナドゥ州におけるマメ科植物遺伝資源多様性の保全2009年 | |||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||
タイトル | Collection and Conservation of Leguminous Crops and Their Wild Relatives in Tamil Nadu, India, 2009 | |||||||||||||||
言語 | en | |||||||||||||||
言語 | ||||||||||||||||
言語 | eng | |||||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||||
ID登録 | ||||||||||||||||
ID登録 | 10.24514/00004683 | |||||||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||||||
著者 |
友岡, 憲彦
× 友岡, 憲彦× PANDIYAN, Muthaiyan× SENTHIL, Natesan× RAMAMOORTHI, Nanappan× 加賀, 秋人
WEKO
979
× VAUGHAN, Duncan A.
WEKO
7231
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抄録 | ||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||
内容記述 | Based on the Memorandum of Understanding between the National Institute of Agrobiological Sciences, Japan and Tamil Nadu Agricultural University, India, a field survey was conducted in Tamil Nadu State, India from 29^<th> January 10^<th> February, 2009. As a result, 134 accessions of leguminous plants consist of the genus Cajanus , Lablab , Macrotyloma and Vigna , were recorded and seed samples consisting of 99 cultivated and 35 wild accessions were collected. All the seed materials collected were deposited at Tamil Nadu Agricultural University, India. Genetic erosion of traditional pulse landraces is rapidly proceeding in Tamil Nadu mainly due to an increase in the area of cash crops. | |||||||||||||||
抄録 | ||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||
内容記述 | 本報告は, 独立行政法人農業生物資源研究所ジーンバンクとインド・タミルナドゥ農業大学の間で2007年4月に締結した協同研究協定(MOU)に基づいて行われたインド・タミルナドゥ州における二回目のマメ科植物遺伝資源の調査報告である.調査は,2009年1月29日~2月10日にかけて行った.調査の結果,灌漑水が利用可能になった地域において在来作物の栽培は著しく減少していることが明らかになった.タミルナドゥ州では, 政府の援助により,井戸による灌漑施設が急速に普及してきており,トウモロコシやキャッサバなどの商品作物栽培も急速に広がってきていることから, 在来作物の消失が懸念される.乾燥が厳しい天水農業地域では,ソルガムとマメ科在来作物(リョクトウ,ササゲ,モスビーン,フジマメ,キマメ等)の混作が残っていた.ホースグラムも同様の環境で栽培されていたが,単作されている例が多かった.このような環境においては,耐乾性に優れた野生種V. trilobataとV.radiata var. sublobataの自生も見られた.V. trilobataに関しては,今回の調査で,その栽培と人による食用としての利用が確認された他,ある程度栽培化が進んだと思われるような系統も収集された.また,これまでその存在が不明であったモスビーン(V. aconitifolia)の野生種と思われる3系統も,同様の乾燥環境下で発見された.これら3系統の分類学的取り扱いについては,今後詳細に検討する必要がある.これら乾燥地のマメ科植物とは対照的に,これまでV. trilobat と混同されてきたV.stipulaceaは,水田等の湿った粘土質土壌の生息地で生育していた.作物の中では,ケツルアズキ(V. mungo)が水田の畦で栽培される例が多かったことから,加湿な環境に適応している栽培種であると考えられた.菜食主義者が多いインドにおいては,マメ科作物はタンパク供給源として重要な位置を占めており,なかでもVigna属作物(ケツルアズキとリョクトウ)の安定的な生産と品種改良等による収量増は緊急の課題となっている.近年,インドにいおいては,リョクトウの生産量が不足しており,中国等からの輸入に依存していることから,その取引価格は高騰しているため,農民の生産意欲は高い.今後の共同研究による大きな成果が期待できる. | |||||||||||||||
書誌情報 |
植物遺伝資源探索導入調査報告書 en : Annual report on exploration and introduction of plant genetic resources 巻 25, p. 83-109, 発行日 2009-11 |
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出版者 | ||||||||||||||||
出版者 | 独立行政法人農業生物資源研究所 | |||||||||||||||
出版者 | ||||||||||||||||
出版者 | National Institute of Agrobiological Sciences | |||||||||||||||
ISSN | ||||||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||||||
収録物識別子 | 2434-7485 | |||||||||||||||
DOI | ||||||||||||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||||||||||||
識別子タイプ | DOI | |||||||||||||||
関連識別子 | 10.24514/00004683 | |||||||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |