WEKO3
アイテム
各種バイオマス成分のデータベース整備
https://doi.org/10.24514/0002000072
https://doi.org/10.24514/00020000724c59612b-2102-4d52-b4c2-c962dcd59d6a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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TRNIREJ203_57-80.pdf (164 KB)
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© 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
National Agriculture and Food Research Organization, Japan |
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper_03(1) | |||||
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公開日 | 2024-03-13 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 各種バイオマス成分のデータベース整備 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Development of a Composition Database for Various Types of Biomass | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24514/0002000072 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
中村, 真人
× 中村, 真人× 柚山, 義人 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Biomass flow analysis program have been developed in Bio-recycle research project. The program using mainly statistical data for frame numbers and various existing unit numbers predicts the present flow of biomass in a region. More accurate data on the composition of biomass is necessary to improve the accuracy of analyses. We measured the composition of food residue, pruned branches, harvest residue and various types of water because little information is available on these constituents. We also estimated the amount of total carbon in feed and food with standard tables. The results indicated that the composition database was improved by adding these constituents and it is possible to predict the amount of total carbon within an approximately 10-15% error with a standard Table. The data were arranged and an easy-to-use biomass composition database created. |
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言語 | en | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 循環型社会形成推進基本法が2 0 00年に制定され,2002年12月に「バイオマス・ニッポン総合戦略」が閣議決定された。総合戦略の政策目標の一つとして,「地域的観点からの目標として,廃棄物系バイオマスを炭素量換算で90%以上又は未利用バイオマスを炭素量換算で4 0%以上利活用するシステムを有する市町村を,500程度構築する」と示されている。このような背景の中で,地域で発生するバイオマスを有効利用していこうという取り組みが今後全国各地で推進されていくと予想される。 筆者らは地域でのバイオマス利活用計画策定を支援するツールとして,バイオマス資源循環利用診断モデル(以下,「診断モデル」という)(柚山ら,2004)を開発中である。このモデルの基本フレームをFig.1に示す。地域内には,様々なバイオマスのフローがある。診断モデルでは,主として既存の統計情報を用いることにより,比較的簡便に対象地域でのバイオマス資源の循環状況を把握し,地域を一次診断するものである。出力として,農地(農業),畜産,食品産業,人間の居住空間,森林(林業),集落・緑地・街路樹,水域の各コンパートメントでのバイオマス賦存量・発生量および各コンパートメント間の移動量等が窒素,リン,カリウム,炭素の各成分量と重量について求められる。診断モデルでは,バイオマスの量やそれに含まれる窒素,リン,カリウム,炭素の含有量のデータを各種文献から得て,デフォルト値として用いている。しかし,バイオマスによっては,成分データがないものや精度が著しく悪いと思われるものがある。 そこで,本報では,データの情報量を増やすとともに,精度を改善するため,データが少ない食品残渣,剪定枝,農産物収穫残渣および種々の水域における水等の成分分析を行った。また,日本標準飼料成分表(独立行政法人農業技術研究機構,2001)(以下,「飼料成分表」という),食品成分表(香川,2003)などのバイオマスデータ集としての利用方法の検討を行った。最後に,今回分析したデータ,今までに収集した文献データを診断モデルの各コンパートメントに対応した形で,それぞれから発生するバイオマス資源の成分データとして整理した。これらはデータベースとしてAppendixにまとめた。 本報は,農林水産技術会議事務局から受託したプロジェクト「農林水産バイオリサイクル研究」の中で実施している課題「地域におけるバイオマス資源循環利用診断モデルの開発」の成果の一部である。畜産草地研究所の島田和宏室長,梶川博主任研究官には飼料からの炭素,窒素含有量の換算方法に関して,食品総合研究所の椎名武夫室長には食品の分析結果について,貴重なご意見をいただいた。畜産草地研究所の四十万谷吉郎業務管理課長,森林総合研究所の高野勉室長,吉田貴紘研究員,千葉県山田町役場の木村博課長補佐および農業工学研究所関係者各位には分析試料のサンプリングの際に便宜をはかっていただいた。ここに記して感謝申し上げる。また,機械整備費で整備されたN.C.アナライザー(住化分析センター製)によって,本研究が推進できた。 |
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言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : 農業工学研究所技報 en : Technical report of the National Research Institute of Agricultural Engineering 巻 203, p. 57-80, 発行日 2005-03-31 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 独立行政法人農業工学研究所 | |||||
言語 | ja | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | NATIONAL INSTITUTE FOR RURAL ENGINEERING INDEPENDENT ADMINISTRATIVE INSTITUTION | |||||
言語 | en | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0915-3314 |