@article{oai:repository.naro.go.jp:00008813, author = {濱屋, 悦次 and HAMAYA, Etsuji and 大久保, 博人 and OHKUBO, Hiroto and 佐藤, 豊三 and SATO, Toyozo}, journal = {農業環境技術研究所資料, Miscellaneous Publication of the National Institute of Agro-Environmental Science}, month = {Mar}, note = {有用植物に発生する病害は,わが国で報告されているものだけでも1万近くにのぼり,その発生状態はきわめて多様である。従ってその診断や病原の同定は,専門的知識,豊富な経験,十分な文献情報などの裏付けにより初めて可能となる。その一方で,最近の情報処理技術の発展にはめざましいものがあり,コンピュータを用いて,病害の診断や病原の同定を支援するエキスパ一トシステムも試作され始めた。そこでここでは,広範な有用植物を対象にした場合における病害診断の支援システムの基本的なあり方について考えると共に,システムを試作しその能力についても検討を試みた。本システムは植物,病害,病原など複数の主要なデータベースファイルと画像ファイル,およびプログラムから構成されている。特にこれらのデータベースファイルは互いに結合されるよう関係づけられており,リレーショナル・データベースとして機能する点に特徴がある。システムの診断の経過は,まず植物名,発病部位,病徴標徴を入力すると,病原の種類(ウイルス,細菌,糸状菌,線虫)を推定し,次にその種類ごとに検索作業を行い,それぞれに診断結果を出力する。特に病原の種類の中で最も病害数の多い糸状菌病の場合には,検索過程において画像情報を含む菌学的特性による検索が可能となっている。本システムは,テストした範囲では所期の適正な診断結果を示したので,広範な有用植物の病害診断における支援システムとして,一つの基本的方向を示すものと考えられる。}, pages = {1--71}, title = {リレーショナル・データベースによる有用植物の病害診断支援システムの開発}, volume = {9}, year = {1990}, yomi = {ハマヤ, エツジ and オオクボ, ヒロト and サトウ, トヨゾウ} }