@article{oai:repository.naro.go.jp:00000457, author = {善林, 薫 and ZENBAYASHI, Kaoru and ASHIZAWA, Taketo and 芦澤, 武人 and 鈴木, 文彦 and SUZUKI, Fumihiko}, journal = {北日本病害虫研究会報, Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan}, month = {Dec}, note = {農家水田圃場において,一作期内でのいもち病菌の拡散程度および発病への影響程度を推定するために,SSR マーカーを用いて圃場分離菌株を識別し,伝染源に由来するいもち病菌が検出される距離と検出頻度を調査した.2 箇所の伝染源がある8 筆の圃場について,伝染源からの距離と葉および穂いもち発病程度を調査した結果,伝染源由来と考えられる発病は,葉いもちでおおむね50 m,穂いもちでは10~80 m(方向により異なる)の距離以内で発病が見られ,発病程度は伝染源から遠くなるほど低下した.また,伝染源を構成する主要SSR 遺伝子型菌株検出割合と伝染源からの距離と発病程度の関係から,葉および穂いもちともに伝染源から約100 m までは伝染源由来の菌が拡散し,50 m 以内では発病程度に対する影響が大きいことが明らかとなった.いもち病菌集団を農家別に分けてペアワイズRST を計算したところ,2 箇所の伝染源からの相互の遺伝子流動により,葉いもち集団間に比較して穂いもち集団間での遺伝的距離の方が小さくなる傾向を示した.}, pages = {41--47}, title = {SSR遺伝子型を用いた圃場のいもち病菌の拡散の評価}, volume = {67}, year = {2016}, yomi = {ゼンバヤシ, カオル and アシザワ, タケト and スズキ, フミヒコ} }