@article{oai:repository.naro.go.jp:00000340, author = {平野, 清 and HIRANO, Kiyoshi and 中神, 弘詞 and NAKAGAMI, Koji and 中尾, 誠司 and NAKAO, Seiji and SHIMDO, Kazumasa and 進藤, 和政 and 井出, 保行 and IDE, Yasuyuki}, issue = {18}, journal = {農研機構研究報告 畜産研究部門, Bulletin of the NARO, Livestock and Grassland Science}, month = {Mar}, note = {本研究ではライムギを用いた放牧期間の延長技術を評価するため,耕作放棄地放牧を行っている生産現場において実証試験を行った。栃木県茂木町の耕作放棄地へ7 月から8 月に黒毛和種繁殖牛を放牧し,野草を食べ尽くさせた後,8 月下旬から9 月上旬にかけてライムギ草地を造成し,10/20 頃から放牧を行った。 ライムギを用いた放牧期間(放牧頭数/ 面積)は,2014 年度で84 日間(3 頭/65a),2015 年度で85 日間(7頭/130a)であった。放牧期間中におけるライムギの乾物重は,2014 年度は開始時(10/19)の290kgDM/10aから終了時(1/12) の519kgDM/10a へ,2015 年は開始時(10/21) の260kgDM/10a から終了時(1/13) の521kgDM/10a へ,それぞれ増加した。放牧期間中におけるライムギのTDN 含量,CP 含量はそれぞれ平均で53.8%,8.4% で,供試牛の平均日増体量は0.28kg/ 日であった。 本試験では,栃木県茂木町において耕作放棄地へ造成したライムギ草地を放牧に供することで放牧期間を10 月下旬から1 月中旬まで延長できることが実証された。期間中の牧養力は2 年平均で424 頭・日/ha であったことから,1ha で黒毛和種繁殖牛5 頭を85 日間放牧出来ると算出された。なお,本放牧期間において,妊娠中期までの黒毛和種繁殖牛はライムギのみで飼養可能であるが,妊娠末期の黒毛和種繁殖牛には11 月以降にライムギのTDN 含量,CP 含量ともに要求量を下回るため,補助飼料の給与が必要であると考えられた。}, pages = {27--34}, title = {耕作放棄地放牧実施圃場におけるライムギ(Secale cereale L.)を用いた放牧延長}, year = {2018}, yomi = {ヒラノ, キヨシ and ナカガミ, コウジ and ナカオ, セイジ and シンドウ, カズマサ and イデ, ヤスユキ} }