@article{oai:repository.naro.go.jp:00002358, author = {鈴木 , 尚登 and 鈴木 , 尚登}, journal = {農村工学研究所報告}, month = {Mar}, note = {2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震では,多数のため池が被災し,藤沼湖では決壊・氾濫で死者・行方不明者を出す惨事となる等,頻発する大地震に対して甚大な被害をもたらすため池の被災危険度評価は必要不可欠である。本研究では,ため池の地震動による被災要因を多角的・客観的に評価するため,甚大な被害が生じた東北地震を事例に,気象庁の推計震度,ため池データベース及び国・県の被災情報を用いて,被災率(Rd)を定義することによって地形・地質,堤軸方向や堤体形状について被災検証を行った。その結果,Rdは推計震度によって増加し,特定の地形,堤軸方向や堤頂の長さ,高い堤高で天頂幅が広く・上流法勾配が緩い横断面形状が高い被災リスクとなる等,地震動による階層的な被災リスク構造を被災要因概念図として提案した。}, pages = {73--155}, title = {農業用ため池の地震動による被災要因に関する研究 : 2011年東北地方太平洋沖地震を例として}, volume = {54}, year = {2015} }